遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

写真の腕って鈍るんだな

 

     

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Nikon F3 + Voigtlander Ultron40mm F2 SL

3年ほど前の写真。

まだF3を持っていた頃のもの。

 

 

今回再スタートを切るに当たり、

当時撮ったきり転がしておいたフィルムも一緒に現像した。

そのフィルムを使った頃はもう情熱が冷め始めてて、

惰性で旅行にカメラを持っていった時の写真。

 

 

もうね、見ただけで、当時のやる気の無さが

その時の写真から伝わってくるわけ。

駄作ばっかり。

アングルも光の加減も、何も考えてない。

上の写真が唯一マシかと思ったくらい。

 

 

で、数日前に、

まだ熱が冷めてない頃にブログに上げていた

たくさんの写真を1枚ずつ何気なしに見てみた。

すると、

・・・よく考えて撮ってるんだな、これが。

少なくとも今よりは、

光と影の織りなす世界を切り撮っている。

 

 こうして

当時情熱を持って撮っていた頃と比べると、

わずか数年前のことなのに、

あの時のクオリティ(←自分レベルの話ですよ)に

今はまだ全く届いていないことがわかる。

写真の腕というのか、

被写体を見つける眼というのか、

構図を瞬時に考え決定する力というのか・・・

そういったものって鈍るんだなあ。

 

そして、

写真を撮るんだ!という情熱のような気持ちも、

まだ当時に追いついていないことも感じている。

なんとなく、空回りしてる感があるんだよなあ。

ま、ボチボチ行きますかね。