遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

フロントチェーンリング考察

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FUJI XF10

↑ チェーンステーの湾曲が美しい(自己満)。

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↓ 我がヴィゴレッリはフロントシングル。リディアの50T。

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リアのカセットは自分で交換して14-28Tの超平坦仕様(苦笑)。

フロントシングルのメリットは、

アチェンジの煩わしさが低減することと、

チェーン落ちの心配が無いこと。

 

デメリットは、言わずもがなギアが少ないこと。

calamitaはフロントダブルで34-50Tなので

エンジンさえもてば大抵の坂は登れるが、

ヴィゴレッリのギアだとかなりキビシイ・・・。

 

日本中坂道だらけなので、

現在のギア構成だと行動範囲が限られ、

実際、最近は海コースかダムコースのどちらかしか走らない状況。

 

 

で、

少し2つのコースにも飽きてきたので、

坂道も登れるギア構成にしたいと以前から画策している。

手元に今あるのが、WOLF TOOTH 38T  ↓

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フロントをこいつに交換して

リアは現在のカセットのままだと以下のようになる。

上段の50Tが現在の構成。

下段がフロントを38Tに変えた場合。

CINELLI 28-14T(現行) 28T 25T 23T 21T 20T 19T 18T 17T 16T 15T 14T
フロント 50T ギヤ比 1.79 2 2.17 2.38 2.5 2.63 2.78 2.94 3.13 3.33 3.57
速度 20.6k 23.1k 25k 27.5k 28.8k 30.3k 32.1k 33.9k 36.1k 38.4k 41.2k
38T ギヤ比 1.36 1.52 1.65 1.81 1.9 2 2.11 2.24 2.38 2.53 2.71
速度 15.7k 17.5k 19k 20.9k 21.9k 23.1k 24.3k 25.8k 27.5k 29.2k 31.3k

ケイデンス90  ※ピンクはほぼ実使用領域

 

フロント38Tと50Tを比較すると、

38Tの場合、一番軽いギア比が1.36になり、今よりも坂が登りやすくなる。

calamitaの一番軽いギアとほぼ変わらない。

が、最高速は31キロ付近となり、スピードが出ない。これは心許ない。

 

そこで、リアのカセットを11-34Tにかえると・・・

CINELLI 34-11T(ワイドレシオ) 34T 30T 27T 25T 23T 21T 19T 17T 15T 13T 11T
フロント 38T ギヤ比 1.12 1.27 1.41 1.52 1.65 1.81 2 2.24 2.53 2.92 3.45
速度 12.7k 14.4k 16k 17.2k 18.7k 20.5k 22.6k 25.4k 28.6k 33k 39k

ギアがさらに軽くなり、トップもスピードが出るようになる。

ただ、現状の14-28Tってクロスレシオでギヤがほぼ1段ずつになっているので

スピード調整がとてもしやすいんだよね。

11-34Tだと2T飛ばしなので、どうなんだろう・・・?

 

 

本当はGRXのフロントダブルに交換すれば、

もっと楽になるんだけどねえ・・・。

www.cyclowired.jp

 

11-34Tのリアカセットが供給不足で手に入らず、入荷待ちの状況。

早く届かないかなぁ。