遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

1年での変化

FUJi XF10

はてなブログから、「1年前の投稿を振り返りませんか」という

メールが届いた。

それで1年前の投稿を見てみると、丁度ブログを再開した頃だった。

 

当初は、フィルム写真についての記事がほとんどだった。

が、コロナで外へ出られない事の反動から

自転車への興味の比重が高まり、

いまやフィルムカメラは部屋の置物と化している(苦笑)。

 

冷静に振り返ると、

嵩張る1眼レフを持って出ることが

当時苦痛に感じ始めていたし、

軽いRollei35Bを購入したけど

フィルムを現像に出したりすることが

億劫に感じられるようになってしまった。

そして悲しいことだが、

フィルムへのこだわりが徐々に無くなり

今はデジタルで十分という思いに変わってしまったことが要因である。

 

若い頃はフィルム写真への関心が

カメラが重いだとか、現像が億劫だとかそういうネガを遙かに上回っていた。

だが、歳を取ったということなのか、

ネガな部分が興味関心を上回るようになってしまった。

嫌いになったのでない。

好きでいることを維持できなくなってしまったのだ。

 

今後はどうするのか?

うーーーん、何とも言えない。

未現像のフィルムが1本、まだ撮っていないフィルムが5,6本あるし・・・。

 

 

では写真への興味は薄れてしまったのか?というとそうでもない。

昔に比べたら確かに薄まった部分もあるが

他の人のブログで素敵な写真を見ると

自分もこういう写真を撮りたい!と思う。

良いデジカメも欲しい。

FUJI X-E4に小さなマニュアルレンズを組み合わせてみたい。

被写界深度の薄い写真が大好きなので

ボケを生かした写真を撮りたいなあと思っている。

 

そんなわけで、

1年前を振り返ってみて、

移り気な自分が書く台詞では無いかもしれないが、

人も変化していく、ということが

一番分かったことかな。