遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

金沢への道程で読んだ とんでもない本

金沢では観光などできずに、

駅でお土産を買って2日目が終わった。

 

素敵な街なので、今度はもっとゆっくり来てみたい。

来てみたいのだが、

とにかく電車では時間が掛かる・・・。

 

↑ 帰路途中 米原での夕景

 

自分の住んでいる街から金沢まで行こうとすると、

約5時間弱は掛かる。

 

そこで電車の中で読もうと、

前回読んだ ”とんでもない本” の続編

『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』

地元の本屋で探した。

が、あいにく無かった。

 

残念だったが、

もう1冊気になっていた本があったので

そちらを買ってみた。

『堤 未佳のショック・ドクトリン』堤 未佳:著 幻冬舎新書

 

・・・これもまた、前回と同じくらいとんでもない本だった。

『知ってはいけない~』と多分、

根っこは繋がっていると思われる。

 

あの本を読まずに先にこちらを読んでいたら、

恐らく前回と同じくらいの衝撃を受けただろう。

前回受けた衝撃の余波が残っているため、

今回は少し緩和されたところがあった。

 

 

 

以前から、何故、

政府はマイナンバーカードをゴリ押しするのか

そこに凄く違和感があった。

 

個人情報の漏洩が絶えないし、

反対する意見も多いのに

聞く耳を一切持たない姿勢。

とにかく押し通そうとする。

 

終いには

マイナカードに紐付けするから

今までの保険証は廃止するとまで

言い出し始めた。

 

マイナカードを作成したい理由が

国民には知られたくない理由が

何かあるんじゃないかと

何となく思わせるような

そんな今の状況が

凄く違和感を感じてしょうがなかった。

 

今回、この本を読んで、

その違和感の正体が理解できた。

そして、今の日本のヤバさに驚愕した。

 

 

簡単に言ってしまうと、

海外や国内の

権力やマネーを持つずる賢いヤツらが

私利私欲のために

自国や他国を食い潰そうとしているって事。

 

そして、日本も

国を動かす政治家どもが

新自由主義に染まってその先端を行っているということ。

 

本当にヤバい状況だ。

多くの人にこの本を読んで欲しい。

そして、ここに書かれている事が事実と思うか、

それとも戯れ言と思うか、

判断して欲しい。

自分はもちろん前者だ。

調べたら裏を取れる事実や証言がボロボロ出てきた。

 

次に読む本は、

『知ってはいけない2』はもちろん、

新自由主義の自滅』菊池 英博:著 文春新書 だ。

そして自分で裏を取ってみて

もう一度判断してみるつもり。

 

ああ、本当に「知ってはいけない」だった。

知らずにじわじわと侵食されていった方が

ひょっとしたら良かったのかもしれない。

 

この間まで、

コーヒーにハマっていた脳天気なヤツが

何を急に言い出し始めたんだろう・・・って

ここへ来た人は思うんだろうなぁ・・・苦笑。

すみません、至って正気なんです・・・。

 

ではまた。