遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

自由とは彷徨うこと

 

娘を迎えに行き、自宅へ送り届けてから

そのまま一人ドライブへ。

深夜の高速を走る。

 

若い頃から「自由」でありたかった。

あちこちを転々とし、

最終的に今の場所に居を構えたけれど、

心は自由を求めた。

 

平日はがんじがらめの常識人という皮を被っているが、

職場を離れれば、常識を脱ぎ捨てたくなる。

 

時々、仕事帰りに車を走らせ

自分を知る人がいないであろう場所まで行って車を停め、

つかの間の一人を満喫し、自分を取り戻す。

 

 

だが、「自由」であることは同時に

「彷徨う」事でもあるのかもしれない。

ずっと彷徨ってきた。

これからも。

Midnight Nomad