遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

押しつけ合う正義を一度置けるといいな

FUJI XF10

先日、サッポロ黒ラベルのCMで

キャッチコピーが心に刺さったという話題を書いたが、

本を読んでいたり、

動画を見ていたりする中で

何気なく心に刺さる言葉っていうものがたまにある。

 

これは分かる人には出所が分かってしまうと思うが、

最近「戦争は正義の押し付け合いなんだ。」という言葉が刺さった。

 

なるほど!と納得したと言った方が正しい。

そうなのだ。

戦争というのは双方それぞれに「正義」があって、

その正義が正しいと思うから互いに譲れない。

戦いを通してその正義を押しつけ、通そうとするのだ。

 

だから、たとえ言い分があったとしても戦争に負ければ

相手の「正義」が「正しい正義」となってしまう。

戦争に加わっていない他国が見て、

どんなに「えー、それって違うでしょ。」と思ったとしても。

 

押しつけ合う正義ではなくて

互いに相手の言い分を聞いて

譲り合う正義って無いものかなあ。

 

 

あるいは、

先日も書いたけど、

戦争になりそうなときに、

前戦にロックの名曲を流すのさ。

睨み合ってた兵士達が次第に歌い初めて、

結局曲が終わった時に、

「うん、わかった、おまえ等とはこの曲がわかり合えるんだ。

 戦争なんかやめようぜ、なあ兄弟!」

って肩を組んでもう一曲・・・ってならんかなあ。

 

正義や、憎しみや、言い分を押しつけるのは

取りあえず一度こっちへ置いて、

相手の良さを認められると良いんだけどなあ。