遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

変態レンズ voigtlander HELIAR 40mm F2.8

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沈胴式のレンズで、

単体ではピントリングが無いというヘンテコなレンズ。

レンズだけではピント調整ができないということになる。

で、どうするかというと

ピントリング付きのマウントアダプターが必要で、

ボディとレンズの間にアダプターをかまし

マウントアダプターでピントを合わせるという謎の仕様。

 

コシナのホームページには

レンズのページではなくアクセサリーのページに

載ってるレンズ。

レンズの扱いをされていないヤツ笑。

 

ただし、

レンズを使わないときはレンズを引っ込めておけるので

コンパクトになる。↓

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実は、コンパクトさで言ったら

27mm f2.0というレンズもあって

そっちの方はもう少し薄くなると思うし、

35mm換算で40mmになるから

40mm好きとしてはピッタリ。

おまけにF値も明るい。

更にXマウントレンズなので

X-E4で使うにはバッチリ。

 

じゃあ何故その27mmにしなかったかというと・・・

 

 

 

単純に見た目です笑。

 

 

見た目の金属感や

沈胴式というギミックが古いレンズを思わせる所、

そして、

使うのにいちいちレンズを引き出して

半回転させて固定し、

ようやく使えるという面倒臭い所。

そういった所に惹かれた。

↑ つくづく変なヤツだよなあ、自分・・・。

まあ、趣味ってそんなもん。

 

 

さらに、パッと持ち出そうと思える所も大事。

この組み合わせだとカメラバッグでなくて

ポーチのような小さい入れ物でも何とか入る。

レンズの出っ張りがどうしても気になってしまう質なんだよね。

 

そんな訳で

昨日は大好きな街へ行ってカメラを持ってぶらぶら散歩した。

一度レンズを沈してしまうと

速射性は確かに悪くなるけど

のんびり写真撮るにはベストだった。

満足です。