遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

金属フェチ

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

相棒のcalamita dueは、「ほぼ」カスタム終了。

以前書いたけど、ポジションの調整をしたくて、

パーツを換えた。

結果、乗りやすくなった。

 

その中で、唯一、機能には関係無いパーツを交換した。

それは、クランク&クランクアーム。

dueを売っているメーカーから出している物が

あまりにも工業製品として美しかったので・・・。

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機能を求めればshimano105とかアルテグラとかになるんだろうけど、

レースに出るわけでもないし、あっちはどうしてもデザインに

「走り」が出ちゃう。

こっちはクラシカルな雰囲気が良い。

光沢、場所によって変わるヘアライン、アームのデザイン・・・。

ああ、美しすぎてため息出ちゃう。

 

考えてみれば、金属フェチというのか、

金属ラブな人間なので、クランクだけじゃなくて、

自転車そのものもカーボンよりもクロモリ。

(チタンだとなお良い。買えないけど。)

カメラも金属外装系が大好き。

まあ、こうなることは必然だった。

 

 

ただし、このクランクに換える際、

BBが適合しなくて、フロントのインナーが使えない状態。

現在、適合BBの入荷待ち。

これが来ればこの自転車もカスタム終了!

 

 

 

・・・のハズだったのだが(泣)。

 

 

 

デジタルも悪くない(というか欲しい)

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

こんな田舎でも

比較的近くにオシャレな町並みがあるとのことで、

A-1を持って出かけてみた時の写真。

 

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・昔デジタル一眼で撮った写真を見ると、

 デジタルも悪くないなあ、と思う。

・手持ちの Fuji XF10 の画質に不満がある。

スマホでも綺麗な写真が撮れるが

 操作性は不満だらけ。

  ↓

古くてもいいからデジタル一眼、

あるいはミラーレスが欲しい。

  ↓

脳内で

「自転車で出かけたときでも持ち歩けるように

 ボディは小型で」

「レンズはマニュアルで良いからボケるやつ」

とシミレーションを始める。

  ↓

・・・はっ!?

ああっ!

これはやばい物欲サイクル。

おまけにGW中でネットサーフィンをして

物件をあさる時間はたっぷりある。

まずいなあ。

 

 

言葉が琴線に触れるとき

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

GW初日に はしゃぎすぎて 筋肉痛(苦笑)。

 

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世に名言があふれているけれど、

それらが全て自分にストンと落ちてくるかというとそうでもない。

琴線に触れて自分の中に残る言葉っていうのは、

やはり、その時の自分の状況や心に

ピタッとハマるときなんじゃないかな。

 

「しゃべる前に シャベルを持て」

これは若いときに、Tお師匠と一緒に仕事をしていた頃、

誰かから聞いた言葉。

あれこれ人に指図をする前に 自分から行動しなさい、

あるいは、

言い訳をする前に、まず行動!

という意味だったと記憶している。

 

当時の職場には、Tお師匠を始め、

上司が本当に素晴らしい方々で、

まさにしゃべる前に自らが動いて手本を示す人ばかりだった。

 

その頃の自分は、

確か社会に出て10年くらいは経っていたにもかかわらず、

箸にも棒にもかからない、とてもいい加減な、

まるで学生がお気軽にアルバイトでもしているかのような人間だった。

 

でも、その人たちの仕事に対する姿勢を目の当たりにして、

「ああ、今のこの自分じゃあ、駄目だな。」

と思うようになり、

少しずつ、

「皆さんのようになりたい」と努力するようになった。

そして同時に、あの言葉が自分の中で重みを持つようになった。

 

おかげで何とか、この業界でその後も仕事をさせてもらっている。

あの時の上司の下で仕事をしていなければ、

仕事を辞めているか

あるいは辞めさせられているか、だっただろう。

 

今は職場で若い人たちの手本を示す立場になっているが、

今もこの言葉は自分の中にあって、

ある意味、器用に物事を進められない自分には、

言葉で示すよりも行動で示すことで

職場の人たちから信頼を得ているのかもしれない。

もちろん、十分ではないのだけれど。

 

この言葉に出会えたことは

自分にとってとても大きかった。

人生におけるターニングポイント、だったかもしれない。

 

 

GWスタート

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Rollei35B

GW初日。

いつもは目覚めないのに、5時頃バチッと目が覚める(笑)。

そーっと起きて、

まだ寝てる家人を起こさないよう、しーずかに朝食を取る。

 

いそいそ。

いそいそ。

 

ボトルに水分を入れ、SPDシューズを玄関に出し、ロードを軽く点検。

スマホのアプリを立ち上げ、スタートボタンを押す。

よしっ!

朝練に出かける。

 

おお~

良い天気じゃぁーん!

 

チェーンを洗浄したからギヤは軽やか。

お陽様はポカポカで心も軽やか。

愛車は小さくチリチリとハブの音をさせながら、スイ~っと進む。

もうね、最高ですよ。

いいなあ!大好きだぜGW!

ひゃっほー!

 

 

(すみません。待ちに待ったGWなので。つい。笑)

 

海到着。

朝の潮風が気持ちいいっす。

 

こんなGW初日。

 

 

Love green tea

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

ブログにあげる写真に困らないって、いいなあ(笑)。

そして、

いらっしゃいませ、ゴールデンウイィィィィィク!!いえい!

GW中に仕事に行かないように、今日は(あ、もう既に昨日か)頑張りましたよ。

最後まで残って。偉かったぞ、おれ。

(これを書き出すと、

この仕事の理不尽さがふつふつと吹き出してくるからやめよう。

今はGWに入れたことを素直に喜ぼう。)

 

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さてさて。

緑茶が好きだ。

それもコーヒーと同じくらい(笑)。

 

食後にお茶を飲むとき、

「日本人で良かったー!」

と素直に思う。

 

あの美しい黄緑色のお茶を飲むとほっこりする。

小さいけど、大きな幸せを感じる。

そして、お茶所静岡に住んでいることに感謝する。

 

この時期は新茶の季節だ。

お茶畑の緑が目にまぶしく、美しい。

ああ、早く新茶飲みたい。

明日(あ、既に今日か 笑)、

新茶を買いに行く。

 

お茶を飲む習慣があるかないかは

親がその習慣があるかどうかによると思う。

我が家は、自分の両親も家内の両親も飲む人たちだったので、

我々も好んで飲むし、

我が子たちもお茶が大好き。

これは、良い習慣だと思う。

 

しかし、お茶農家は儲からないらしく、

やめる人が多いと聞く。

コーヒーもそうだけど、

お茶が飲めるのは農家の皆さんの努力のおかげだ。

頑張って欲しいので、わずかばかりだけれども、

私も頑張ってお茶を買う。

 

ああ、早く新茶飲みたい(笑)。

 

 

 

Love coffee

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Rollei35B

コーヒーが好きだ。

それもかなりニッチな方向で。

 

 

高校生の頃から飲むようになって、すでにうん十年だが、

インスタント → コーヒー粉 → コーヒー豆 と

変遷してきた。

そして最近はその嗜好が固定化されつつある。

 

まず、酸味の無い種類が好き。酸っぱいのはダメ。

そして・・・ブラックでは飲めない(笑)。

よって、酸味が無いフルシティローストの豆で入れたコーヒーに

砂糖を入れて「苦甘」で飲むのが好き、ということになる。

 

ここ最近はずっとコロンビアサンアグスティンという豆がお気に入り。

または、高くてなかなか気軽に買えないけど

マラウイという豆も良い。

 

次に、大抵の喫茶店のコーヒーは濃すぎて飲めない(苦笑)。

よく、1人分のコーヒーを入れるには豆20グラム、と言われるが、

この量だと濃すぎちゃって自分はとても飲めない。

色々自分の好みを探ってきて、

1人分7グラムが最も好みであることが判明した(笑)。

逆に言うと、この量ってかなり薄いんだと思うんだよね。

でも、好みなんだからしょーがない。

 

結果、今は

1人分7グラム+コロンビアサンアグスティン で淹れたコーヒーに

家族中がドハマり。

たまに喫茶店へ行くこともあるのだが、

家へ帰ってきてコーヒーを入れると、

「やっぱ、パパが淹れたコーヒーが一番だわ~!」と言われる。

(そーだろ、そーだろ!ニヤリ)

まあ、自分が淹れたコーヒーを年中飲んでいるので、

家族中がこの味に慣らされてしまったわけなんだけど。

 

 

今日もサンアグスティンが1キロ届いた。

明日の朝もせっせこ豆を曳く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の体を科学する

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CANON A-1 + FD50mm F1.4

相対的に燃費が悪い体だと思う。

エネルギー消費が激しい方では無いかと。

基本的に太らない体質。

それはエネルギーを貯めておけないからじゃないかと。

 

 

しかし、昨年はコロナで外出が制限されて動かなかった上に、

家人が例に漏れずパン作りにハマり、

毎日せっせと焼きたてのパンを食べた → 結果、太った。

 

背中や腹回りの肉をつかみながら、

「年齢的にこの肉を落とすのは至難の業かも・・・。」

と思っていた。

 

ところが、3月~4月にかけて、毎朝どうにも起きられず、

時間が無いので朝食を抜いて仕事に出かけるようになったら、

1ヶ月ほどしておや?と思った。

・・・肉が無い!?

何だかスラックスが緩いなあ・・・と思っていたら、実は痩せてた。

結局、ため込んだ脂肪が使用されたようだ。

これ以上は良くないと思い、最近はまた朝食を取るようにしている。

 

そして、

最近再び自転車に乗るようになったが、

海まで乗ってくると体がエネルギーを欲していることがよくわかる。

食べたくて仕方ないのだ。

そして、ドカ食いする。食べても食べても体が欲する。

それが2日ほど続き、筋肉痛が治まると食欲も元に戻る。

 

↑ これって別に悪いことは無いんだけど、

リカバリーがもう少し穏やかな方が良いよなあと思って、

道中に少しずつエネルギー補給をしてみようかと思っている。

同時に、プロテインも購入したので、

乗車後に補給してみるつもり。

 

こうして考えてみると、体って不思議だなあ・・・。

 

 

 

 

 

日本代表として

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

よしよし。今日も1日終わった。

GWまであと少し。

心の中でカウントダウンするここ最近(笑)。

あとは、天気だ。

頼む。

晴れてくれえええ(祈)。

 

 

 

↑ 恐らく日本中のほとんどの人が同じことを考えているはず。

勝手に日本代表としてつぶやいてみた(笑)。

 

思い出に残る場所②

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

写真を撮った時期と現像した時期がずれているので、

しばらく季節外れの写真が続きます。

 

上の写真は

例によってA-1で撮った時に

画面の一部が黒く潰れてしまう事象が発生してしまい、

仕方なくトリミングした物。

くっそー、うまく雰囲気が出た写真だったのになあ・・・。

 

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①の後が続かなかったので②を。

 

ある古い街の雰囲気のある本屋さんに

ぶらりと入ったときのこと。

 

店舗の奥にアクセサリー類を置いてある部屋というのか、空間があって、

「?」

と思い、そこへ足を踏み入れた。

 

 

その決して広くない一部屋の小さな空間で、

シンプルなアクセサリーや置物等を何気なく見ていたのだけど、

顔を上げて窓の方に振り向いた時。

全ての時間がピタッと止まってしまったような感覚に陥った。

 

金縛りに遭ったかのような感覚で部屋を見渡すと、

古い倉のような空間の中で

窓から入る光を浴びて

部屋にある置物たちがシルエットと共にキラキラと輝き、

とても静かで美しく幻想的な雰囲気を生んでいた。

 

ある意味この世の風景とは思えないようなその光景に驚き、

しばらく動けずに、じっと、その美しい光景を眺め続けた。

そして

そこに自分がいて、その光景を眺められていることに歓喜し、

体中の細胞が震えているような・・・そんな感動を覚えた。

 

どれ位そうしていたのか・・・

 

しばらくして奥から来た店員さんが、

「あらあら、いらしてたんですね。」

と言って部屋の電気をつけた瞬間に、

また時が流れ始め、あの静寂はもうそこには無かった。

 

 

多分、今そこへ行っても同じ感覚を持つことは無いだろう。

その時の光の具合、静寂、

そして何よりその時の自分の置かれていた状況や

感情が全て合致してそういう感動を覚えたはずだから。

 

 

思い出すと、あの時感じた幻想的な感覚が蘇る。

そして、

当然、もうあの時は戻ってこないし

2度と同じ体験は出来ないので、

少し寂しさを感じる自分がいる。