遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

感動する本

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Canon A-1 + FD50mm F1.4

決して読書人ではないのだけど・・・。

 

人によって、

その時によって、

本を読んで感動する内容は違うと思う。

 

面白い!も感動。

泣ける~っ!も感動。

モヤモヤしたままの

この読後の感情の行き場をどうしたらいいの?も感動。

 

で、その中の泣ける物語について。

泣けると言われる小説って、どうしても人の死にまつわる物が多い。

それは、どうしたって元に戻せない

永遠の別れという出来事を扱っているから。

 

でも裏を返せば、

テーマに死を扱えば感動につなげやすい、

とも言える。

 

天邪鬼な自分は、

そりゃあ、泣けるよね。だって死を扱ってるんだから・・・

って思って、どこかでしらけてる自分を自覚してしまう。

 

 

逆に、死を扱わない内容で泣けたときは

この物語は凄い!と思う。

 

ここでは書かないけど、

ずいぶん昔に読んだある小説がそういう内容で

未だに自分の中の感動本の上位にある。

 

だから、

泣きたい!と思ってたまに

世間で話題の本を読んだりするんだけど、

結局、過去に読んだその本が基準になっちゃってるので、

そこを超えていかない。

 

その小説を超える物語はどこかにないだろうか・・・?