決して読書人ではないのだけど・・・。
人によって、
その時によって、
本を読んで感動する内容は違うと思う。
面白い!も感動。
泣ける~っ!も感動。
モヤモヤしたままの
この読後の感情の行き場をどうしたらいいの?も感動。
で、その中の泣ける物語について。
泣けると言われる小説って、どうしても人の死にまつわる物が多い。
それは、どうしたって元に戻せない
永遠の別れという出来事を扱っているから。
でも裏を返せば、
テーマに死を扱えば感動につなげやすい、
とも言える。
天邪鬼な自分は、
そりゃあ、泣けるよね。だって死を扱ってるんだから・・・
って思って、どこかでしらけてる自分を自覚してしまう。
逆に、死を扱わない内容で泣けたときは
この物語は凄い!と思う。
ここでは書かないけど、
ずいぶん昔に読んだある小説がそういう内容で
未だに自分の中の感動本の上位にある。
だから、
泣きたい!と思ってたまに
世間で話題の本を読んだりするんだけど、
結局、過去に読んだその本が基準になっちゃってるので、
そこを超えていかない。
その小説を超える物語はどこかにないだろうか・・・?