遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

ルーツを辿る旅 ~晩秋の信濃路 その1~

43年ぶりに当時暮らした街へ行ってみることにした。

 

昭和52年(小学4年生)から昭和55年(中学1年)の9月までという

僅か4年という少ない期間を過ごした。

だが自分の中でたくさんの思い出が詰まった街。

 

街を見て回るにはコレ↓ が最適。

FUJI XF10

DAHONを積んで朝6時過ぎに静岡の自宅を出発。

 

 

道の駅なんぶで休憩。

結構冷え込んで、かなり寒い・・・。

もっと寒い長野で自転車なんか乗れるのか・・・?

FUJI XF10

 

中央道に乗り、次の休憩を八ヶ岳PAで取る。

↓ お約束の図(笑)。

FUJI XF10

ここへ寄るからには信玄餅ソフトを食べないわけにはいかない。

お師匠様も期待しているに違いない(笑)。

しかし、外で食べる勇気は無かった・・・。

寒くてもウマいものはウマい。

 

↓ 八ヶ岳も綺麗だ。

FUJI XF10

 

幼少期を奈良井で

4歳くらいから小1まで伊那市

小1から小4まで長野市青木島

小4から中1まで木曽福島で・・・

というように父親の仕事の関係で、何度も引っ越しをした。

今回はその伊那市と、奈良井と、木曽福島を巡るつもりだった。

メインは木曽福島。(現在は木曽町)

 

行程の関係で、まず奈良井へ寄った。

幼少期を過ごした街。

記憶がもう薄れていてほとんど覚えていないが、

官舎に隣接して製材所のようなところがあった憶えが・・・。

FUJI XF10

木曽の大橋。

総檜造りなんだとか。

小さい頃には無かったよなぁ・・・と思っていたら、

やはり平成3年に造られたとのこと。そうだよなぁ。

奈良井宿も見たかったが、時間がかかりそうだったので先を急ぐことにした。

国道19号線を南下する。

 

 

今回のメインの目的地は

父親が勤めていた旧営林署。

その建物が現在は「御料館」として無料開放されており、

当時のそのままの姿で残っているとのことで、是非行ってみたいと思った。

最近知ったのだが、その建物が木曽谷最古の洋風建築で、

かなり貴重らしい。

確かに、そういえば洋風だった記憶がある・・・。

そんな貴重な建物内で父親は働いていたわけね。

何も言わない人なので全然知らんかったわ・・・。

また、当時住んでいた官舎はそのすぐ脇にあった。

そこも見てみたい。

 

 

 

いよいよ木曽福島の街に到着。

 

風景はほぼ、あの時のまま・・・。

時間が止まっているかのようだった。