遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

解像度の高いイヤホン/ヘッドホンで聴くこと=感動する・・・必ずしもそうでは無いかもしれない話

FUJI XF10

お気に入りのヘッドフォン OPPO PM-3。

御多分に漏れず、イヤーパッド加水分解でボロボロに。

(これ、何とかならないのかなあ。

 始めから違う素材でできないんだろうか)

 

取りあえずアマゾンで中華製の交換用イヤーパッドを購入。

少々取り付けに細工がいったが、うまく取り付ける事ができた。

そして何の問題も無くなり、また気兼ね無く使えるようになった。

よしよし。

 

---------------------

 

で、お気に入りの理由は、手持ちのイヤホン、ヘッドホン

の中で解像度(っていうのだろうか?)が良いから。

色々な音が聴こえ、聴き分けられる。

今まで聴いていた曲に、

「背景でこんな音が鳴っていたのか!」という発見が得られる。

 

そんな訳で

映画に音楽にここのところずっとこれが活躍していた。

 

 

 

・・・ところが、自分の意識の奥で感じていたモヤモヤがあった。

何故って、ごく僅かだけど

感動が薄いかなあ、って部分が有ったのだ。

 

 

で、最近、ネット上でのある記事を読んで、

自分が感じていたのはこれかもしれない、と思った。

 

 

と言うのは、その記事は、

解像度が高ければ感動するかというと

そういう訳でもない、というものだった。

 

逆に、解像度が低いことによって

感動する「音楽」になる場合もある、

という内容だったように思う。

 

 

OPPO PM-3は確かに手持ちの機器の中では、解像度が高い。

4.4ミリバランス接続のケーブルに換えて有るのでなおさらだ。

だが、解像度は高いのだけれど、何となく曲を聴いていて

「心地良さ」とか、

心を震わす要素がごく僅かに足りない気が

何となくしていたのだ。

 

 

そこで、自分がイヤホンやヘッドホンにハマるきっかけとなった

JVC  HA-FX1100  を本当に久々に出してきて、

PM-3と聴き比べてみた。

 

ちなみにこのFX-1100というイヤホン、

低音がかなり誇張されて響くかなりクセの強いモデル。

そしてPM-3に比べると解像度は低いと思う。

と思うが、久々に聴いたら・・・

 

 

うわぁ・・・何これ、良いじゃないの・・・!!

 

と思ったのだった。

 

 

ま、イヤホンとヘッドホンとでは鳴り方?というか

耳への装着方法が違うので

同じようには比較できないかもしれないと思い、

同じくこれも久しく使ってなかったヘッドホン、

JVC  HA-SW02でも聴いてみた。

 

ああぁ、これもいいじゃん・・・・!!

一音一音がはっきりと聴き分けられる=感動する音楽

ではなく、

一つ一つの音が全体と調和して深みを生む・・・みたいな感じ?

 

 

まあね、どちらも久しぶりに聴いたから

新鮮だったというのもあるかもしれない。

でも、どちらもJVCお家芸である

ウッドドーム振動板を使っているということもあり、

人によっては、

「ただのイヤホン/ヘッドホンでは無く『楽器』みたいなものだ」

という表現もするくらい。

(どこかで読んだ記憶がある笑)

 

ちなみに、大好きな

坂本龍一の『Merry Christmas Mr.Lawrence』を聴くには

断然JVCの方。

JVCはアコースティックな曲に合うと思う。

 

 

という訳で、

PM-3、HA-FX1100、HA-SW02を

取っ替え引っ替えして笑

音楽聴いたり映画見たりしてる今日この頃。

 

(ただねー、

 ここまで書いておいて何だけど、

 感じ方は個人差があると思う。

 感性の違いも大きいし、音楽の好みも人それぞれだから。

 年齢の違いによって聴力の差もあるだろうし。

 したがって、あくまでも私の超個人的見解として

 受け取ってください。)