遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

病み上がりライドは地獄のライド

しばらく放置してたけど、再開。

 

5月は家族のコロナ陽性で足止めを食らい、

6月は自分がコロナ陽性になってさらに足止めを食らい、

職場復帰後の7月は突発的かつ重要案件が同時多発し、

超過勤務を更新し続ける始末。

さらにコロナの後遺症で咳と痰が結局1ヶ月くらい残ってしまい、

ようやく治ってきたと思ったら・・・もう8月だよ(泣)。

 

そんな時に、唯一の自転車仲間Kくんと久しぶりに会い、

自転車乗りに行きましょう!ということになり、

暑さを避けるためにいつものダムコースへ案内した。

 

3ヶ月くらい走ってなかったけど、

スクワットはやってたから大丈夫でしょ・・・

と思ったらそうは問屋が卸さなかった。

 

10キロくらい走ったところで、力が入らなくなり、

これはマズい!と思って日陰で休むも、

ひどい目まい、手や顔のしびれ、呼吸が荒くてなかなか元に戻らない等の

症状が出てしまい、道ばたに寝転がってしまった。

熱中症か!?と思ってボトルの水を上半身にぶっかけ、

さらに山から湧き出てる冷たい水を頭からかぶり、

30分ほど休んでいたら何とか元に戻った。

 

そんなことがあったのでお昼の時間にあっという間になってしまい、

ここなら何かあるだろうと思って寄ったお店は・・・

「今日から休みですって・・・。」

Kくんの声が虚しく響く。

山深く、集落もまばらなこのあたりに食堂など無く、

仕方が無いので、補給食を分け合って食べた。

 

結局、2人とも体力不足が露呈し、

休み休み脚の回復を待ってコースを進む。

 

帰路のラスト10キロは日陰が全くない事に加えて、

しかも時間が丁度13:30で一番暑い盛り。

吹く風は熱風。しかも向かい風。

エネルギーが不足して頭がジンジン、ぼーっとしてくる。

既に脚は売り切れ。

二人で「暑い!」「脚が回らん!」「進まん!」とボヤきながら

何とか車を置いてある駐車場まで辿り着いた。

いやあ、あの暑さの中、よく戻ってこれたよ・・・。

 

ポタポタ垂れてくる汗を拭いながら

よく頑張ったよね!と互いにたたえ合ってK君と別れた。

 

ただ、コース途中に時折現れる

山からの水が流れ込んでいるところは、

周辺の空気がえらく涼しくて、とっても救われた。

まさに天国だった・・・!

 

ということで、

過去を含めても1位、2位を争うんじゃないか・・・っていう位の

ハードなライドでした。