自分の場合、前回も書いたが、
まず第一に酸味が少なくて、
苦みとコク、甘みがあるもので、
中～深煎りの豆が好み。
だが、同じそういった傾向の豆でも、
飲んでみると意外と飲み応えが違うものも多い。
味覚を視覚で例えるのはどうかと思うが、
その方がイメージが伝わりそうなので、
御容赦いただくとして・・・
視界がクリアな感じのスッキリとした飲み口のものよりも、
視界がモヤッとしているようなトロ味の感じられる
豆の方が好みだ。
そして、香りが豊かであることも外せない。
今のスタメンはサンアグスティンで
代打でホームランを打てるのがキャラメラード。
久しく飲んでないが、
以前はマラウイという豆もスタメンだったもので
大好きだ。
これらは上記の「自分内味覚チャート」に
入ってくる豆の面々だ。
ただ、半年ほど前に
あるコーヒー専門店で
一口程のコーヒーを一杯いただいたんだけど、
酸味が凄く強くて、
こりゃあ、とても飲めん！
量が少なくて良かった！
と失礼ながら思った事があった。
ところが、クリームを少し入れて飲んでみたら、
「！！」
え？これって美味しいんじゃないか･･･？
という感想を持った。
そうすると、
これまでの自分の好みは一体・・・？となり、
ひょっとして酸味の強い豆でも
美味しいものはあるんじゃないか・・・？
という疑惑が立ちあがった。
幸いにしてその思いは大きな渦とはならずに
今に至っているが、
心の片隅に小さな棘のように
引っかかって残ってはいる。
ひょっとしたら一年後くらいに
「好みは酸味の強いコーヒー」などと
のたまっている自分がいるかも・・・しれない笑
