遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

TORCH トーチ マウンテンドリッパー

もう一つ買ってみたドリッパーが、

右側の、TORCH トーチマウンテンドリッパー。

手のひらサイズの小さなドリッパー。

 

世の中のドリッパーというと、

ハリオとか、カリタとか、オリガミとか

その辺がメジャーだと思う。

それらに比べるとこれは、

まだマイナーだと思う。

実際、自分も今回ドリッパーを買うとなって

色々調べて初めて存在を知った位なので。

 

では、なぜこれを購入したのか。

 

例えば、HOLZKLOTZはこれから日本でも

メジャーになっていくであろうメーカーだと思う。

クオリティの高さ、金額設定、

制作者の意図を感じるつくり等々、

コーヒー好きならこれを使うことで

素敵なコーヒータイムを過ごせることは容易に想像ができ、

多くの人が所有したい、と惹かれることだろう。

 

しかし、

トーチマウンテンドリッパーの商品説明にも

ホルツクロッツにも通じる

製作者の思いのようなものを感じ、

使ってみようかな、と思ったのだ。

 

失礼を承知で書くと、

トーチマウンテンドリッパーを知った時は、

あまり他にない形だったので

ん?と思った。

おまけに、この形にピッタリ合う

ペーパーフィルターが、無い。

円錐形や台形のフィルターを

上手に折ってはめ込むしかない。

V60やA27等は、

フィルターとドリッパーの接する面も考えて

設計されているが、

これはドリッパーとフィルターが

隙間だらけになる。

(まあ、お湯でリンスすれば

結果的に両者はくっつくんだけどね。)

ペーパーフィルターと

ドリッパーの関係性は

あまり関係無い設計のようだ。

 

 

しかし、だ。

 

じゃあ、どちらで淹れたコーヒーが好きなのか、

と問われたら、

今のところ、断然トーチマウンテンドリッパーなのだ!

 

これはその人の好みが左右するんだけど、

トーチで淹れたコーヒーは、よりコクが感じられて、

比べて濃厚な感じがする。

 

初めて飲んだときはどうなんだろうと

疑心暗鬼だったことも否めない。

が、一口飲んだときに、

「え・・・? 美味しいじゃん・・・!」

となって、

この小さなドリッパーの株は自分の中で

爆上がりしたというわけ。

 

 こうやって見ると、内側にリブが無い。↑

が、よーく見ると、内側の壁面には段差が作ってある。

これが味の秘密らしい。

 

 

ただ、言いたいことはある笑。

 

付属の木製ホルダーは

オシャレで見た目は良いんだけど、

自分的には使えない。

まず、あきらかに反ってます。

そして、ドリッパーをはめると、グラグラ。

確かにサーバーに乗っかってさえいれば

コーヒーは抽出できるんだけど、

ドリッパーがあまり動かず乗って欲しいと思ってるので、

このホルダーはちょっと・・・。

それに、ドリッパーがはまる量が少ないので、

落ちるコーヒーがつたってホルダーを汚す。

 

なので、

このホルダーの径を自分で削って大きくしようか

悩んでいる。

HOLZKLOTZのホルダーを見習って欲しい。

だけど、そうしたら価格がハネ上がるんだろうなあ。

あっちはホルダー単体で売ってるしねえ・・・。

付属してるホルダーに文句を言ってはいけないか。

 

「まあ、HOLZKLOTZのホルダーが

 これにも使えそうだからいいかー。」などと考えていたが、

全然径が違ってはまらなかったのが悲しい・・・泣。

何とかしたいなあー。

 

そんなわけで、課題もあるんだけども

トーチマウンテンドリッパー、そのものは

良いです。

同じメーカーから

ドーナツドリッパーと言うのもあるので、

そちらも是非。

満足!