遊牧写民

心に残った日常を一枚の写真に

夏は緑だらけの景色なんだけど・・・

 

台風が去り、また熱い日差しが戻ってきた。

珍しくアイスコーヒーを淹れてみた。

うまい。

渇いた喉に冷たい苦みが心地よい。

 

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5月を過ぎて季節が夏を目指し始めると、

周りの景色は一気に「緑色」一色になる。

田舎の風景の「あるある」。

 

写真を撮ってもどこもかしこも

緑だらけ、雑草だらけで、

以前はこの季節がやってくると辟易していた。

 

だが何故だろう、

今年は自分の感覚がちょっと違う。

この緑だらけの風景が綺麗に感じる。

何故だ・・・?

 

具体的に言うと、

「日本の田舎の夏」という感じがして

何だか良いのだ。

(いや、実際その通りなんだけどね苦笑)

 

青い空に白い雲が浮かび、

眩しいほどのきっつい日差しに

緑の雑草や木々が生い茂る風景、

それが日本の田舎の夏を象徴するようで、

そこに少し懐かしさや

古来の美しさを感じて

何だか良いのである。

 

もともと冬が大嫌いで、

夏も暑いし汗をかくから嫌いなんだけど、

でも、

まだ夏の方がスッコーーン!と突き抜ける感じが

良かったりする。

 

何故今年はそう感じられるようになったのかは

謎なんだけど・・・。

 

 

お盆も過ぎて

感覚的と言うのか、

精神的なもので言うと

本格的な夏は過ぎたのかもしれないが、

まだまだ続く、日本の夏。

この美しい風景を味わいたい。