まず
HOLTZKLOTZガラスサーバーだが、
ガラスの厚みが絶妙だと感じる。
厚くもなく
かといって薄すぎない。
絶妙な・・・どちらかというと、「薄さ」。
何故絶妙かは後で述べる。
そして、
TORCHマウンテンドリッパーは
中心の大きな穴の周りに小さな穴があり、
その小さな穴から抽出されたコーヒーがドリッパーの縁に伝い、
小さな滴となってサーバーに落ちる。
この小さな滴ができること
ドリッパーに伝ってゆっくり落ちることが
要だと考えられる。
最後に、自作ドリッパースタンド。
サーバーに直接ドリッパーを置くのではなく、
ある程度の高さを稼いでいること、
そしてこれはまだあくまでも仮説だが、
格子状の底面や木でできているという性質から
増幅装置の役目があるのではないだろうかと
考えている。
で、何を言いたいかというと、
この3つの組み合わせによって、
ドリッパーからサーバーへコーヒーが落ちる際、
何とも言えない優しい音が響くのだ。
HOLZKLOTZガラスサーバーは
その絶妙なガラスの薄さによって
空の時に指で側面を弾くと
キー・・・・ン と
コー・・・・ン の間の音程の音が響く。
(↑ 音を言葉で表現するのって難しいなあ・・・!)
多分、このガラスは非常に音が良い。
そこへもってきて、
マウンテンドリッパーから滴が落ちる時、
ポトポトポトポト!
という中心から落ちる音がする合間に、
不規則にそしてかすかな音量で優しく
テン・・・・
テン・・・・
という音がサーバー内で響く。
これはドリッパーの縁をつたって落ちる滴の音で
この音が、まあ何とも癒やされる。
しかも最初から最後まで音がするわけではなく、
お湯を注いで少ししてから鳴り、
お湯が少なくなると鳴らなくなる。
そして「・・・・」に余韻の響きがあって、
これがまた良い。
印象としては、水琴窟に近い。
↑ 我が家のサーバーはここまで音は強くないし、大きくない。
ドリッパースタンドは
同じくらいの高さなら
他の物でも良いような気もするが、
何となく
あの格子形状なのか、
材質が木だからなのか、
ガラスサーバーで発せられる音を
増幅しているような気がするんだよなあ。
冷え込んだ朝に
この組み合わせでコーヒーを淹れると、
静かな空間、ごく僅かなひとときに
小さな小さな優しい音が響いて、
幸せを感じられる。
この3つ、グッジョブ!です。
(あ・・・写真のサーバーはHOLZKLOTZではない笑)